Word Smart (Princeton Review)

私が持っているのは古い版です。
英検1級のボキャボラリービルディングのために購入しました。823の単語がリストされており、それぞれに英語で意味と簡単な英文があります。米国では、SAT、GRE受験目的の学生の語彙といったところだと思います。
今の第6版をのせておきます。
英検準1級レベル、時事英語以外の語彙となっており、はじめはほとんど知っている単語がありませんでした。しばらく挫折して、ずっとそのままにしていたのですが、ある時期に一念発起して、毎回10頁を読むのをノルマにして(300頁くらいの本です。)一通り覚えた、覚えないは別としてやり通しました。
あわせて、同時期に別の単語集もヘビーローテーションでまわしたところ、半年、1年くらい経って見直してみると7、8割の単語を覚えたことになっていました。学生の頃のような機械的な暗記は相当苦しいのですが、語学の勉強の場合、語彙がものを言う場合があるので、ノンネイティブの場合はある時期に意識的に単語を覚えることは更なるレベルアップのために必要なのではないでしょうか。
私の場合、英検1級というのもありますが、time, newsweek, the economistを始めとする雑誌、ペーパーバックをすらすらと読みこなせるようになりたい、というのうが一番の理由で、こうした単語が分かるようになると、いままで気づきませんでしたが、以外と出てきていることが分かります。
ちなみに海外勤務中に米国の有名大学卒業したての人に、英検1級のボキャボラリーの部分の問題を見せたら、簡単、全部分かるといっていたので、それくらいの水準までは少なくとも持っていかないと教養のある水準の文章を読みこなすところまでいかないのかも。もちろん、単語だけでな英文法、リーディングスキル、背景知識と読む音に関しては単語だけではありませんが。
他方、物理や数学の専門書の場合、背景知識があり、専門でもあり、専門用語が決まっているのでよほどのことがない限り意味が分からないということは、その概念自体が十分に理解できていないということを除きありませんが、そこで自信を持っていても、一般英単語が全然分からないので、このハードルを乗り越えるためにはまだまだ精進が必要かと思っています。

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