最近、宇宙論の本をよく読んでいます。最新の実験結果が書いてあり、私が知っている時代の物理から大きく進化して面白いと思ってます。また、子供が関心もある事もあり天体物理学者の観測家と理論家の人の書いた本を読んでいます。
宇宙論をやると大きい極限と小さい極限がでてくるために、相対論と量子力学の相克があるわけですが、Super string theoryがその有力な解決手段になりうるという事で、こちらもまた入門的な本を何冊か読んでいます。
どこまでが分かっているのか、何が電弱理論を中心とする場の理論と違うのか、ということに注意して読んでいるのですが、理論そのものから、次元が決められる事、String、今はmembraneも含めてですが点の概念をかえる事で無限の発散が回避できる事、カラビヤウ空間の代数構造が分かるようになればまだ分からないいろいろな事が分かるようになる、重力は、次元を超えそうだ、という事まで理解しました。
残念ながらSuper string theoryで使う数学については、今後のライフワークになりそうですが、この本は、そのSuper String theoryの雰囲気について、物理になじみがある人であれば分かるように書かれていると思います。基本的にお話なのですが、その理論の進化とその時々に置ける課題やどのようにその課題が克服されていったのかという点について、数学を使う事なく歴史的経緯に沿った形で書かれています。
ホログラフィック理論や多元宇宙の可能性など、自分に取ってはにわかには信じられないところもなきにしもあらずの理論ではありますが、これらもちゃんと理解できればと思っています。
目次をアマゾンから貼っておきます。
第1章 なぜ「点」ではいけないのか
第2章 もはや問題の先送りはできない
第3章 「弦理論」から「超弦理論」へ
第4章 なぜ九次元なのか
第5章 力の統一原理
第6章 第一次超弦理論革命
第7章 トポロジカルな弦理論
第8章 第二次超弦理論革命
第9章 空間は幻想である
第10章 時間は幻想か
付録 オイラーの公式
Super String Theoryについては、Michael Green や Polichinskiの本が気になっているのですが、まだ道のりは長そうです。その前に相対論とCosmologyの勉強をして勢いをつけてからでしょうかね。
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