エレガントな宇宙

ブライアン・グリーン氏は、超ひも理論の理論物理学者なのですが、一般向けのサイエンスの本を書いても非常に分かりやすく書ける人のようで、3冊本を出しています。

この本は一般人向けに書かれた超ひも理論とは何かが書かれた本です。といっても極めて初心者向けに書かれた単なるお話というものでもなく、数式はでてこないものの、ちゃんと順をおって特殊相対論、一般相対論、量子力学、量子力学と相対論を両立させようとしときの困難性、ひも理論、見えない次元、M理論と、項目としてちゃんと押さえておくべき事項についてお話としてちゃんと整理されています。

私自身も超ひも理論までは勉強できていないので、一般相対論の教科書を一度ちゃんと勉強し直したら、次は簡単な教科書から勉強したいと思っているところです。(いつになるかは分かりませんが。)

次元が折り畳まれているあたりは、通常場の理論とかやっていても出てこないところなので非常に新鮮でした。私がいたときには、量子重力理論とか素粒子理論でやっている人がいたなぁと思い出されましたが、その意味がこの本を読んでつながりました。

この辺りは、物理というよりもまず、大学での代数に精通していないと高度な数学となるのでベタな物理学だけだと難しいのかもしれません。

この本自体は図書館で借りて読んだのですが、英語の勉強用に英語版 the Ellegant Universeを持っているのですが、100頁行かないうちに止まっています。またいずれ読み直してみたいと思って入るのですが。。。。

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