Quantum Field Theory

Mark SrednickiのQFTです。今、UC Santa Barbaraの先生をしています。UC Santa Barbaraは、Super stringのJoseph Polchinski教授がいます。
この本の特徴は、単元が非常に細かく分かれていて、100Sectionくらいになっており、始めはSpin 0,次にSpin 1/2,そしてSpin 1と始めの方の簡単なモデルでいろいろな手法のエッセンスを勉強し、それをフェルミオン、QCDで適用した場合と進めていくところに有ります。一つのセクションが4−6頁なのでさらさらと読むことができますし、必要とされる前提知識も明記されているので順を追って勉強しやすいです。
ここにエラーはあるといってますがテキストが置いてあります。
http://web.physics.ucsb.edu/~mark/qft.html
最終的な到達点は、Peskinとそんなに変わらない気がします。Ryderよりは詳しいです。セクションが細かく分かれているためにアジェンダがはっきりしている分読みやすくなっています。
私もRyderかこの本に院生時代に出会っていたら、QCDをちゃんと理解できたのではないかと思います。

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