“Basic word” と書かれていますが、これは米国の高校生がSATやACTの試験を受ける上で知っておかなければならない単語であり、英検準1級レベルの人が見ると、ほとんど知らない単語のオンパレードになるかと思います。
私の場合、時事英語の単語、物理、数学、コンピューター系の専門語彙については自信があったのですが、小説だったり、一般的な形容詞、動詞については弱さを感じており、英検1級の単語勉強用にこのBasic word listがあがっていたので購入しました。
必ずしもこれを使って勉強している訳ではないのですが、ここに出てくる単語リストは前に出てきたPrinceton Reviewのword smartでも出てくるし、植田一三氏のボキャボラリー本とも重複があり、だいたいこのレベルの単語をクリアすればいいのだなという目標を持つことができます。
覚えてしまえさえすれば、その手段、効率は問わないので、後は好みの問題だったりしますが、私の場合は、alphabetical orderでもあまり気にならないのと、本自体がコンパクトなので、時々出しては自分がどの程度覚えているかの確認に使っています。1時間くらいあると2000語なので一通り眺めることができます。
もちろん、覚えるときには、1週間で200単語で2ヶ月位でヘビーローテーションで回す、というやり方をしていますが、おかげで、すぐさま単語の意味は思い出せなくても、見たことの有る無し、単語の意味のイメージ(類義語との違い)位の判別はつくようになり、なじんだとはいえます。
後は、完全に記憶することが試験対策としては必要ですが、本とか読んでいてもそうそう頻繁に出てくる単語でもないので、意識的にレビューしないと定着しないのが困ったところです。今、英単語の勉強はひとまずお休みしており、ペーパーバック読書モードになっていますが、時事英語の方が背景知識もあり分かりやすいなぁと思いつつ読むことの習慣付けを行っています。
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